2012.05.11 あ・える倶楽部
「日本の温かい家族」15年ぶりのふるさと再会旅行。
「週刊新潮のあ・える倶楽部の記事を切り抜いて大切に保管していてやっと実現できた旅行です。」 とお嬢様。 北海道旭川で牧場を続けてこられたご夫婦が、 お嬢様の親孝行で、15年ぶりに、故郷の山形に旅行されました。 旭川~山形間は、直行便が飛んでいないために、まずは羽田まで来ていただき、 トラベルヘルパー宮澤さんと合流しました。 笑顔で飛行機をおりていらっしゃいました。
歌が大好きなT様は、乗り換えの待ち時間も歌を歌って過ごされました。
「飛行機に2回も乗るなんて!」と、とても喜んでいらっしゃる様子に、 トラベルヘルパー宮澤さんもにこにこです。 山形では、 ご実家や、親戚のお家で、
ご仏壇にまずお参りして、
故郷に戻られたことをご報告されました。 そして、 お二人を待っていた親戚の方々と、感激のご対面です。
涙の再会のあとは、皆さま笑顔いっぱいで、昔話に花を咲かせていらっしゃいました。 T様は、歌も披露され、とってもうれしそうでいらっしゃました。 二日目には、ご親戚がお二人の為に18人も集まって下さり、 無事の再会をお祝いです。
皆さま、とても歌がお上手で、順番に歌を歌われていらっしゃました。 その後、同級生の方も加わって、 時には涙ぐみ、大いに笑って、大いに語って、とてもたのしい時間を過ごされました。
皆さまで、記念撮影。 夜には、ご夫婦とお嬢様で、川の字で三人で休まれたそうです。 お嬢様は「初めてだったかもしれない」と。。。
帰りの、飛行機の中で。
A様の弟様(東京在住)が長年A様の牧場の写真を撮っていて、 A様の帰省に合わせて公民館で写真展を開催して下さっていたそうです。 時間の無い中ご親戚の方々もたくさんお手伝いして下さったようです。
写真展にて。 A様、T様、ともに、とても喜ばれてました。 ご親戚の方々は皆様3人の帰省を本当に喜んでくださり、 最高のおもてなしをしてくださいました。 短い時間でしたがたくさんの方とお会いすることができました。 トラベルヘルパー宮澤さんのご家族皆様へのコメントも、とってもすばらしいのでご紹介させていただきます。 【S様ご家族】 お父様(A様)は19才で北海道の開拓地に入植しS牧場を築きあげました。 ご夫婦で大変な苦労をされたそうですが、今では多くの方が視察に訪れ、数々の賞も受賞されたそうです。 A様は仕事をしている以外はいつも本を読んでいらっしゃったそうで、 お嬢様はそんなお父様を尊敬していらっしゃいます。 A様は「兄弟の中で一番頭が悪かった。でも諦めないことが大事。頭の良い悪いは関係ない。」 とおっしゃっていました。 私は、A様はたくさんの本からの知識と柔軟な考え方で成功なさったのだと思いました。 お嬢様は「話し半分にして聞いておいてね。」とおっしゃいましたが、 私はとても興味深く是非S牧場に行ってみたいと思いました。 牧場の敷地内に教会、研修施設、喫茶店などあるそうで、 お父様の今後の夢は奥様のために介護施設を作ることだそうです。 今回の旅行を、 「こんな状態になって山形に帰ってこれるなんて考えられなかった。」 「不可能だと思っていたことが可能になった。」 と喜んで下さいました。 お母様(T様)。 小学生の時学校の先生が10人ぐらい家に来たので 怒られるかと思って押し入れの中に隠れていたら 「成績が良いので上の学校に行かせてあげてください。」というお話だったそうです。 けれどもT様は「姉たちも行っていないから私も働かせてほしい」とおっしゃったそうです。 同級生の方がお話しして下さったそうで今回お嬢様は初めて聞いたそうです。 本当に歌がお好きですぐに歌いだします。 声もきれいで音程が外れることも無くとてもお上手です。 歌詞もたくさん覚えていらして皆様びっくりされます。 施設でもTさまが歌うと周りの方も歌い始めて皆様が明るく良い雰囲気になられるそうです。 お嬢様(T様)。 トラベルヘルパーの存在を知ってから ずーっとご両親の山形への帰省を実現させたいと思っていらしたそうです。 ご親戚の皆様にもトラベルヘルパーのことをたくさん聞かれたそうで、 皆様ご存じなかったので宣伝しておいてくださったそうです。 ご自身も将来動けなくなったら絶対に利用するとおっしゃってくださいました。