2012.03.29 あ・える倶楽部
「少ない時間からでも自分で行きたい所へ行ってみたいという気持ちになりました。」と歩く練習を!
弊社のトラベルヘルパー介護旅行をご利用いただいたご子息様からご旅行後にメールをいただきました。 笑顔で帰ってきました。 実は途中で“もう帰りたい”と言い出し、皆様を困らすのではないかと心配しておりました。 きれいな富士山、美味しい食事、梅の花も見られたと 昨夜合流した際に興奮気味に話しておりました。
今日は素晴らしい日の出に全員が感激、さらに河津桜も見られたようで 2日間とも最高の旅を楽しめたようです。
宮下様の企画に感謝しております。 戸塚様と古矢様にはわがままで世話の焼ける両親の面倒を2日に渡り見ていただき感謝の気持ちでいっぱいです。 同行した妹や当人たちの言葉からすると二人とも 〝ベストホスピタリティヘルパー〟に値するといっても過言ではないと思います。 二人には心より感謝している旨 お伝えください。 タクシーの運転手も両親がほめておりました。 良い会社と良い担当者に出会えたことに私も感謝しております。
今回のトラベルヘルパー介護旅行を手配担当させていただいたスタッフ宮下さんからの返信メールです。 このたびは、M様の親孝行旅行のお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。 M様が今回のご旅行を企画されるにあたって心配されていたお気持ち、お察しいたします。 身体状況が変わって外出をして、かえって傷ついたりしないかと・・。 まるではじめてのおつかいに子供を送り出すような気持ちだったのではないでしょうか。 お父様は、一人で歩けなくなってからはまったく外出されていないとのことでした。 今回立ち寄り先各箇所にて車いす手配をし、乗って移動していただきました。 「私は今まで、車いすの人はかわいそうだという目で見てきたので、 自分自身そういう目で見られるのがいやでした。 でも今回車いすに乗ってみて、周りの人の目が温かいという事に気付き、 車いすに乗っているとどこにでも行けるということもわかりました。 諦めていたんです。今まで・・・」 「少ない時間からでも自分で行きたい所へ行ってみたいという気持ちになりました。」 と涙ぐまれて話されたそうです。 最後のドライブインではおひとりで歩く練習もさっそく始められたとのこと。
お母様は感情も細やかで、やわらかい京都弁で「わあ~すごいなぁ~」と笑顔で感動をあらわされ、 常に静かに、やさしく対応することで気持ちを開いていただけたようです。 お嬢様とお母様は「こんな旅行をさせてくれたお兄ちゃんに感謝やな」と何度も話されていたそうです。 沢山の写真を撮っているようですので、CDにまとめて後日お送りさせていただきます。 旅をリハビリとして普段の生活がより活気あるものにしていただければと思います。
ご一緒したトラベルヘルパー戸塚さんのスマイルレポートです。 ご自宅を改装の間、旅行へというご希望にてご夫婦とお嬢様との旅となりました。 普段外出をされていないというMご夫妻でしたが、 この旅行中のたくさんの「初めて」でもう一度外にでてみよう、 今度はいついけるでしょう・・という元気みなぎる帰宅になったような気がします。
まさに旅はリハビリ! そして、お母様の柔らかい京都弁で「ひぇ~すごいな~」という笑顔をみて一番うれしく思い、 やさしく寄り添っていたお嬢様のやさしい笑顔とともに過ごした二日間は 私たちトラベルヘルパ-にとって何よりの喜びでもありました。 ホテルから見える日の出を、 晴天の中でみた大きな美しい富士山を、 満開のしだれ梅が皆さんの心の中にいつまでも心の栄養として残りますように。 ご兄弟で計画された素晴らしい親孝行の旅行にご一緒でき、心から嬉しく思いました。 ありがとうございます。
ご一緒したトラベルヘルパー古矢さんのスマイルレポート。 良い天気に恵まれ、富士山や梅、桜、菜の花、海と、 景色を存分に楽しんでいただこうと山の中をあちらこちらとまわってしまったので、 お二人とも久々の旅行ということもありお疲れになった様子でしたが、 感想を伺ったところ、 「疲れたけどそれ以上に景色が今まで見たことがないほど良かった」 と言っていただけ安心しました。 ご主人からは戦後のご商売上の苦労や本(モンテ・クリスト伯)の話や、時事問題など話を伺えました。 車いすには当初抵抗があったようですが、利用していただいて考えが変わったようです。 お客様からのメール、 宮下さんの返信メール、 トラベルヘルパー戸塚さんと古矢さんのスマイルレポートを読んで、 とても感激して、涙してしまいました。 このような想いのいっぱい詰まったご旅行のお手伝いをさせていただきまして、 ありがとうございました。