2017.05.02 あ・える倶楽部
97歳【北海道新幹線で札幌雪祭り5日間】きままな一期一会の旅。4日目
  「北海道新幹線に乗車してさっぽろ雪まつりに行きたい。きままに愉しみたい」 97歳ご本人からのご希望です。 たくさんの出会いがありました。 齋藤トラベルヘルパーのすてきな写真とスマイルレポートでルポします。   4日目。 スカイレストランで朝食 美人スタッフの気配りで今朝は別角度(昨日行った小樽方面)の窓側席へ。 スマイル写真撮影(美人スタッフ2名と)。
昨日の美人スタッフさん達にも元気に「おはよう!」とお声掛けされています。
  今朝は私と二人で食材をチョイスしお粥さん中心の和食をあえてイス席に移って景色も楽しみながらお召し上がりです。 また昨日の「十勝牛乳」味が忘れられないのか自ら立ってドリンクバーにおかわりにも行かれ「美味しいわ!」を連発され朝から私と「牛乳で乾杯!」。
  最後に入口で美人スタッフ2名に囲まれての記念撮影も笑顔一杯でした。
  札幌の街・人はよかったしまた来たいともおっしゃられています。 北斗6号
心底アイスクリームがお好きなのか、暫くしてワゴンサービスが通ると「アイスクリームありますか?」十勝アイスを満面の笑みでお召し上がりです。 私が余市でプレゼントした「リンゴ100%ジュース」も美味しく飲まれています。
朝刊をご覧なり昨日の雪祭りが過去最高動員264万人来られた事に驚かれ改めて感動されていました。 函館駅
記念撮影。  
  どんぶり横丁「茶夢」 店内狭く車椅子はお店前で保管。メニューの元女将さんに要望伝える。 スマイル写真撮影。
 
この瞬間もえらい楽しみにされておられ、お店に入るなりもう即人気者で、三種盛ミニ丼(ウニ・イクラ・カニ)を速攻で召し上がられ、ウニのおかわり・ビール(コップ一杯)までペロリとよばれています。
「やっぱり海が近い函館の海鮮類は最高やなぁ!」。 女将さん・周りのお客さんも97歳と聞いて皆あ然とされていました。 朝市・船岡商店(お買い物) 昨日の小樽での珍味といいよっぽど「干物渇きもん」が好きなのか、カニそのものより「帆立・北海つぶ・甘えび・昆布・タコ・ホッケ」類珍味袋詰め4パック・冷凍ウニ(瓶詰め)・とうもろこし等を購入されご満悦の様子でした。 多少値引き成功! 道南ハイヤー 2日前のドライバーさんを覚えておられ、「今日もよろしくお願いしますわ!」とご挨拶されています。 五稜郭タワー
 
スマイル写真撮影。 素晴らしい雪景色のタワー展望台に着くと、昔奥様と訪れた記憶がはっきりと蘇られ熱く語って頂いております。 コンピュータ手相占いの結果にも「よー当たってるわ!」感心されています。  
またいつものようにアイスクリーム屋を見つけると目がより輝き今回は「北海道メロン・バニラミックス味」をそれはそれは美味しそうによばれ、店のお姉さんともすぐに仲良く会話を楽しまれています。
  大砲に触れながらご自身の戦時中の体験談も熱く語って頂き感激致しました。 金森赤レンガ倉庫(見学) 16:15 ~ 16:50 スマイル写真撮影。車窓から様々な坂道観光。
  レトロな赤レンガ倉庫群を回りながらも「戦時中を思い出すわ!」と記憶をタイムスリップされておられる様子でした。 館内でたまたまコンニャク生まれの洗顔石鹸店前にあった可愛らしい「洗顔地蔵さん」には思わず合掌されお顔を撫でながら思いを奥様にはせられているご様子でした。 函館山ロープウェイ(観光) いよいよ今回の旅での最後の楽しみ!先ずは無事ロープウェイが動いてよかったと。
  最後に乗車し、たまたま隣にいた台湾人女性2人組と瞬時に仲良くなったようで、秘めたる人間パワーには感服です。 山頂展望台
丁度暗くなりかけた頃だけに景色も最高で、さほど混雑してなく、この世界三大夜景を肉眼でしっかりと目に焼きつけておられ「綺麗やなぁ!」を連発され、以前奥様と一緒に来られた事をぼんやりと思い出されていた様子です。 先程の台湾人女性とまた再会し一緒に笑顔溢れる楽しい写真に爆笑されてもいます。 山頂レストラン ホット珈琲オーダー。   「綺麗な夜景のもとで頂く珈琲はまた格別やなぁ!」と感激されています。 帰路は最初に乗車でき「特等席からの夜景」最後の余韻に慕っておられました。 ウイニングホテル函館 レストランへ。 初日と同じ席へ。 今回の旅の最後の晩餐を先ずはビールで乾杯!
  道産和牛フィレステーキ・海の幸トマトパスタ・茶碗蒸し・お粥さん(梅干し入り)等を2人で分け合いながら約4割程美味しく召し上がっています。
 
「色々お世話になってホンマありがとう!明日もよろしく!」と嬉しいお言葉も頂いております。 床に入るとすぐに気持ちよさそうに熟睡モードでした。   本日は何かと「天国の最愛の奥様・満洲赴任等戦争話」をポロッと思い出しお話して頂けるシーンが何度かあり、ドライバー共々感激のあまり「涙」が溢れそうにもなりました。その一言一言に時代を超え苦労され自らと戦ってこられた「男の生きざま」をわずかではありますが共感でき、今こうして自分自身が何気ない平和な世の中(日本)で日々生かされていることに改めて「感謝」しなければならない、そしてこの大切な気持ちをこれからも永遠に持ち続け、もっともっとこうして自分を犠牲にし苦労されてきた人生の諸先輩方に御恩返しをしてゆかねばならないと新たなトラベルヘルパーとしての「使命感」が湧いてきた次第です。     次回はいよいよ5日目、最終日です。