2018.08.22 あ・える倶楽部
おばあちゃんの車いすを押す10歳のお孫さんとお墓参りで箱根温泉旅行
お墓参りに温泉一泊で家族旅行です。 とてもおばあちゃん孝行のお孫さんが車いすを押してくれます。
荷物を持ってくれたり、率先してお手伝いしてくれます。
えらいですね。 新幹線の車窓からの景色を楽しまれながら、久しぶりのご旅行の感覚を思い出されて、 表情もどんどんイキイキとされます。 まずはお墓参りです。
ここでも、お孫さんのおばあちゃん孝行が発揮されます。
ゆっくりとお参りしていただきました。 お宿では、ゆっくりと温泉につかり、「幸せだねー」と、 外の露天の景色を「気持ちいい」と和やかな笑顔を見せて下さいました。 箱根町港。
桃源台港までの船からの箱根の山の景色を楽しまれました。 新幹線に乗り、東京へ。
「また行きたいけどね」と話されました。  
尼嵜トラベルヘルパーのレポート。 お出会いの時から明るくお元気なお声でお話しされ、最後まで「優しい看護婦さん」とトラベルヘルパーにお言葉がけをいただく。また、お孫様にも終始「お姉さん」と呼ばれる。毎年のお墓まいりをご家族のイベントとして大切にされてこられたあったかな繋がりを感じる。過疎化の町で暮らす学年に3人しかいないお孫様の通う小学校は統廃合も決定されているとのことで、その会話に「何処の中学に行くの?ちゃんと勉強しなさいよ」とご心配される場面も。ご旅行が好きだったともお伺いし、旅の映像をお見せすると目を輝かせ「行きたいねー。でもわがまま言えないわ。一人で歩けないし」とポツリ呟かれる。沢山のお客様が積極的に旅の継続をされているお話をすると、「もう後がないからね、行かなきゃね」と前向きな返答もスピーディだった。ご家族で過ごす時間にメリハリを持たれたご旅行の意味も翌朝のお出会いの満足な笑顔に見ることが出来、いつものご旅行の同行とは違う感覚に触れられ新鮮だった。