2018.12.19 あ・える倶楽部
大阪から熊本県天草へご家族総勢8名でふるさと旅行。旅の目的は「お母様の子供のころからのご友人とお会いすること 」」
大阪から熊本県天草へ。 旅の目的は「子供のころからのご友人とお会いすること 」 お嬢様とお孫様と一緒に総勢8名のご家族旅行にトラベルヘルパーがご一緒しました。
飛行機に乗って
尼嵜トラベルヘルパーのレポート。 「梅ちゃん、梅ちゃん」と親しみのあるお声が病院内でも同級生の間でも聞かれ、お母様の優しいお人柄が伺える。 シンドイ事も笑顔に変わる穏やかさは、生活歴における過酷な場面に耐えてこられた人間味の表情なのだと感じる。 おおらかに構えられるお嬢様が色々、過去のお話しをして下さり、再婚の大恋愛のエピソードも。
お姉様も更にあっさりとされた方で、お母様への思いもお話しいただく。
ご家族が離れ離れに生活してきた時間をこのご旅行で確認されるように、 お母様を通し絆が深まりあう瞬間を随所に感じる。 お孫様との初対面とその関わりもお孫様自身がとても大切にされる様子が伝わり、 全面的に協力してくださる。
「母がしたいと思うことは叶えてあげたい」と力強く仰られたお嬢様様の表情は笑顔で溢れていた。
毎日、病院に通う日頃の様子も皆様に話され、同級生のお仲間ともお話しが弾まれる。 女子会の雰囲気は、昔も今も変わらず、お一人お一人のお元気さとパワーに目指すべき自分像も感じられた。
いつまでも学生時代を共に過ごされた懐かしい思い出は尽きず、お一人ずつ交わされる言葉も温かい。
「何でこうなったと」 「でも梅ちゃんはこんなにあったかい娘さんや、お孫さんに囲まれて、こうなってシンドイやろうけど、幸せじゃなか」 本当にお幸せな穏やかな笑顔を見せられるお母様には、未だご希望があることも伝わってくるような、自信と強さもみえる。 数々の感動と旅は最高のリハビリを証明するような、 奇跡の連続(普通食やお酒を手で持たれることや、 顔色の良さ、言語の発信)に充実のパワーをいただき、 自分らしい生き方を、お母様を通して同じように歩んでいらっしゃる娘様お二人にも沢山の共感と刺激を受ける。 ご一緒にこの空間を経験させていただいた事に深く感謝し、皆様もお住いの、お母様の育った天草も訪れてみたいと思う。 今も尚、「梅ちゃん」の声は響いていそうに感じる。 また、年代が重なる義母にもこのパワーを感じて欲しいとつくづく思った。
介護旅行手配とトラベルヘルパーサービス提供:SPIあ・える倶楽部 エスコート&レポート:尼嵜トラベルヘルパー