2011.03.11 あ・える倶楽部
3月11日。震災当日お客様とトラベルヘルパーとお出かけされていました。
震災から2週間がたちました。 実は震災当日、 都内でトラベルヘルパーサービスをご利用いただいてるお客様がいらっしゃいました。 いつもご利用いただいているF様。 この日いつもの渋谷のお稽古にトラベルヘルパーと行かれていました。 お稽古先が渋谷で弊社から近いこともあって、 トラベルヘルパーはスタッフのヤスカワさん。 お稽古中に、あのグラッの揺れが。 ヤスカワさんのレポートです。 14:50ごろ 地震発生、車いすに移乗し、外へ避難。 15:15ごろ 2回目の地震。外へ避難。トイレ誘導。 あ・える倶楽部と電話がつながる。ホームとお嬢様に連絡要請。 18:00ごろ 宮下さん、本部さん到着。タクシー探すもつかまらず。F様と待機。 18:30ごろ お嬢様に連絡。車でお迎えに来ていただくことに。 19:00ごろ 本部さんと夕飯買出し。松屋1時間近く待つ。 20:00ごろ 夕食。豚丼ミニ、お漬物を召し上がる。磯田さん、立ち寄り。状況報告しあう。 22:00ごろ ホームに連絡。状況報告(宮下)。 23:00ごろ お嬢様到着。渋滞を心配し、帰宅方法について検討する。 24:00ごろ 宮下さん、本部さん、ガソリンスタンドを探しに出発。 24:30ごろ 地下鉄運行状況を確認するため渋谷駅へ。 25:00ごろ 電車で帰ることを決定し、ホームへ連絡後、出発 25:30ごろ 渋谷駅到着
エレベーターが動いていないためエスカレーター利用
26:20ごろ 最寄りの駅到着 26:40ごろ ホームの方に迎えられ、到着。
いつも一緒のぬいぐるみに迎えられてほっとされたでしょう。 トラベルヘルパーヤスカワさん。 思いもしない大震災に遭遇しましたが、お稽古のお仲間のご協力もあり、パニックにはなりませんでした。 F様も終始落ち着いていらっしゃいましたが、内心とても心配されたことと思います。 お嬢様やあ・えるスタッフも駆けつけてくださり、大変心強かったです。 トラベルヘルパーとして、このような災害時には特に機転を利かせた行動が必要だと実感しました。 F様はとてもステキな方で、ぜひまたご一緒させていただきたいと思います。 翌日12日、お嬢様からメールをいただきました。
2010年3月12日 あ・える倶楽部御中 本部眞理子様 昨日は、本当にお世話になりました。 皆さま、ご無事にお帰りになれましたか? 本日、母と電話で話しましたが、元気にしておりました。朝は、少しゆっくり起床し、部屋で朝食をとらせていただいたようですが、昼からは食堂にも出て、いつも通り生活しております。昨夜、駅で皆さまに車椅子を抱えていただいた話などして、お陰様で無事に帰ることができ本当によかったと喜んでおりました。 安川様に加え会社からお二人も駆けつけて下さり、皆さまが声をかけて下さりながら適切な判断をして下さったお陰様で、無事に帰り着くことができましたこと、心より御礼申し上げます。いつも細やかなお心遣いをいただき感謝しておりましたが、この度のようなことがありますと、やはり「あ・える倶楽部」の皆さまにお世話になっていてよかったとの思いを強くいたしました。 私は、お役にたつどころか、かえって皆さまにご心配をおかけしてしまうことになり、お恥ずかしい限りです。寒い中、ガソリンスタンドの場所を確かめに行って下さったり、非常食をいただいたり…いろいろとお気遣い頂きまして、本当にありがとうございました。帰る途中、ガス欠になりそうでロードサービスを呼ぼうと思いましたが、同じような状況の車が多いらしく、混み合っておりました。しばらく休んで道が空いた頃、思い切って行かれるところまで行ってみようと車を走らせましたら、何とか帰宅することができました。 不可避の出来事とはいえ、皆さまにご心配をおかけいたしました。また、皆さまご自身もご家族様のことなどご心配がおありのところ、長い時間お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。お疲れが出ませんように…。 状況を見守り、適切な判断をして下さった篠塚様にも御礼申し上げます。また、改めてご挨拶申し上げたいと思っておりますが、どうぞよろしくお伝え下さいませ。 取りいそぎ、昨日の御礼を書面にて失礼いたします。 まだ、予断を許さない状況ですが、皆さまもどうぞお大事になさって下さい。
今回はトラベルヘルパーのレポートと感想、 お嬢様からのメールを掲載させていただきました。