2018.02.14 齋藤
一度は乗ってみたい!津軽鉄道ストーブ列車&そば処亀乃屋の天中華 2018/2/9
立春を過ぎ寒さ厳しい青森。 この時期、鉄道ファンに人気のスポットと言えば津軽鉄道のストーブ列車です。 客車はだるまストーブで暖められていて、焼いたスルメをおつまみに、ビールや日本酒を飲みながら雪景色を堪能できるとなれば、鉄道ファンならずとも一度は乗ってみたいと思います。 ストーブ列車は毎年12月~3月の冬季運行。先日乗車してきた様子をお届けいたします。

津軽五所川原駅(五所川原市)から津軽中里駅(中泊町)へ(20.7km)全線乗車!

▼津軽鉄道(以下「津鉄」と記す)の津軽五所川原駅です。(JR五所川原駅となりにあります)
発車まで時間があるので、駅横のカフェを覗いてみます。

コミュニティカフェ「でる・そーれ」

▼ユニークなおやつを発見!だるまストーブの燃料となる石炭に似せて作った「石炭クッキー」です。ブラックココア味のまっ黒なお菓子!ロングセラー商品です。
▼駅周辺を眺めながら、中まで赤~いりんごケーキとコーヒーでくつろぎ♪
そろそろ駅に移動します。 ▼切符売り場です。津鉄は、地域の足として大切に守られてきた私鉄です。昭和5年からストーブ列車を走らせたくさんの人を運んできました。現在は冬のイベント列車として貴重な体験ができる存在です。小さな駅の大きな宝物は、海外からのお客様にも人気があります。
▼切符は、目的駅までの乗車券とストーブ列車券の2枚が必要です。どちらも持ち帰ることができるので記念になりますね!
▼階段を上ってからホームに向かう長い廊下。
▼ここを下りればホームです。
▼ホームにある待合室
▼ストーブ列車です!!先頭に回り込み、お目当てのかっこいい機関車の顔を一枚!地吹雪にも負けず雪の中を力強く走ります。(注意:メロス号で牽引する時と機関車で牽引する時と時間によって違います。津軽鉄道のホームページで確認しましょう)

わくわく!ストーブ列車に乗車します

▼レトロ感満載!ほんのりススのにおいがして懐かしい気分にさせてくれます。
▼あったか~い!だるまストーブの中にオレンジ色の火が見えますね。
▼車両の天井には太い煙突が外に延びてます。
出発進行!!(左側に座りました) ここからしばらく車窓からみえる景色をお楽しみくださいませー ▼辺り一面雪でまっ白!
▼何もないところをひたすら走ります。
▼残念ながら岩木山見えず...
▼テレビでお馴染みの、香取慎吾さんが絵を書いた列車が展示されています。
▼嘉瀬駅:嘉瀬(かせ)は、吉幾三さんの出身地です。
▼芦野公園駅(あしのこうえん)にある、赤い屋根の喫茶店「駅舎」です。スタッフさんが手を振っておもてなししてくれましたー!感激!!
▼広い屋敷の茅葺屋根の家
一方、社内の様子は ▼観光アテンダントの松山さんが、お客様のスルメを焼いてくれています。ワゴン移動で車内販売があり、スルメ・ビール・日本酒・お茶など購入できます。
▼私のスルメも焼いてもらいます!
▼火力が小さくなったので、石炭を「えいっ!」
▼食べやすいように。心遣いがうれしい♪
▼笑顔が素敵な松山さん。観光ガイドとして津鉄を盛り上げています。津軽なまりのご案内はほんわかしていて心地よく。たくさんの情報ありがとうございました!楽しかったですよ!
▼最後は「Mr.津鉄マン」かっこいいハッピを着てガッツポーズ!
▼出発から41分、津鉄最北の駅「津軽中里駅」に到着しました。
再び五所川原市に戻り、

立佞武多の館近く、そば処亀乃屋で「天中華」を食べる

▼観光アテンダントの松山さんに教えてもらったそば処 亀乃屋です。
▼お花が迎えてくれる、明るくきれいなお店
▼そば屋なのにラーメン?と思われるかもしれませんが、おすすめの「天中華」をいただきます。あっさり出汁の中華そばにほたてのかき揚げがのってます。スープを飲み干す旨さ!ごちそうさまでした。

終わりに

沿線の金木駅(かなぎ)は作家太宰治の生家「斜陽館」、芦野公園駅(あしのこうえん)は桜の名所として知られ、過去に女優の吉永小百合さんをモデルにJRポスターの撮影駅になったこともあります。津鉄で途中下車の旅もいいな~、季節を変えてまたおじゃましまーす! 津軽鉄道ホームページ そば処亀乃屋ホームページ